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目 次

はじめに 2

第1章 AIの先頭ランナーはぶっちぎりで米国 11

 シンプルな現実 11
  中央政府とIT大手企業の癒着構造 13
  アリババ会長にすら自由は無い警察大国 15

第2章 「AIに賭けるしかない」中国の事情 21

 変えられない民族の秩序観 21
  いまだに量産できぬ中国版「F‐22」戦闘攻撃機 23
  対潜ヘリコプターも見掛け倒し 28
  だから中国はAIに賭けるしかない 33

第3章 米中は「ソフトウェアカーテン」で互いを締め出す 35

「新OS」で「第二のビル・ゲイツ」を夢みる新企業 35
「ロボット運転カー」をめぐる外交シミュレーション 39

第4章 「アメリカ宇宙軍」の創設で米中の軍事バランスは変わるか? 45

 空軍は大ショック 45
「受け太刀」にまわる空軍 47
  最初にプーチンが「宇宙軍」の手本を示した 52
  米英「民間パワー」がロシアの砦を脅かす 56
  非軍用の衛星が他国軍の秘密を暴いてしまうことも 62
  宇宙から常時、監視される時代が 65
  衛星サービス会社がもたらす「紛争報道」革命とは? 68
  ロシアと中国は意図的に《ケスラー状況》を作り出す 69
  MD(ミサイルディフェンス)に新展望 71
  再考される「ICBM部隊」の所属の行方 74
  コラム「無人操縦の前の段階として」81

第5章 AIがもたらす波乱。それに対する人々の防衛手段は? 82

 フェイクの時代に暮らす 82
  偽文書を無尽蔵に量産できるAIがビッグ・データを殺す 84
  紙は頼りになる 87
  AIの最大の欠点は「身体」の不保有 90
「ディープフェイク」の行く末は? 91

第6章 海陸戦闘は一変する 94

「無人機搭載空母」計画の朗報 94
  量子の方位盤 103
  陸上自衛隊に「ドローン挽回」戦略はあるのか? 107
  せめてオーストラリア軍を見習おう! 109
  先進各国軍の開発課題は「スウォーム」に移っている 112
「レーザー 対 スウォーム」の未来戦場 114
  UUVスウォームと機雷戦 116
  歩兵が小銃でUAVを撃墜できる「AI照準器」121
  シンプルなドローンが歩兵戦闘の様相を変える 123
  新環境に適応した創意工夫も続々と…… 126
  これぞ日本向き!「テーザー給電式マルチコプター」128
  有線コントロール方式の強みとは 134
  ユーザーの敷居も低くなる 136

第7章 人間がAIに勝つ方法はあるのか? 139

 まず「AIにできないこと」を知れ 139
  中国は北極海に何の用があるのか? 143
  AIは「ポリティカル・コレクトネス」にも配慮してくれない 146
  AIに勝ちたければ『孫子』を再学習せよ 147
  AIは、人と同じ「衝動」を持つようにはならない 151
  日本の図書館が「知識マイニング」を待っている 153
  AI時代にこそ待望される大発明とは? 155
  コラム「ベーシックインカムでマイホーム暮らし?」157

第8章 日中の運命 159

 尖閣をめぐって戦争が始まったときは中共の崩壊するとき 159
  起こり得る「尖閣有事」──それは戦争ではない 166

おわりに 173

 

兵頭二十八(ひょうどう・にそはち)
1960年長野市生まれ。高卒後、陸上自衛隊北部方面隊第2師団第2戦車大隊勤務。1988年神奈川大学英語英文科卒業。1990年東京工業大学社会工学専攻博士前期課程修了。現在は作家・評論家。『AI戦争論』など著書多数。函館市に居住。