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工藤美知尋著
四六判240ページ/6月10日発売/定価1800円+税
発行日 :2026.05
本体価格 ¥1800
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なぜ日本は敗北を予測し得るだけの情報と分析を持ちながら、それでもなお戦争へと進んだのか。本書が明らかにしようとするのは、この一点に尽きる。そしてその鍵は、単なる「誤った判断」や「楽観的錯誤」に求められるべきものではない。むしろ、分析と政策決定が分離し、前提条件そのものが固定化されていくなかで、「開戦を前提とした思考」が自らを正当化していった構造にこそ求められるべきものであろう。本書では、「総力戦研究所」と海軍「第一委員会」という二つの対照的な存在を手がかりにして、この問題の核心に迫っていきたいと考えている。(「はじめに」より)
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