『「政軍関係」研究─新たな文民統制の構築』

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国基研「政軍関係」研究会編(田久保忠衛・座長)
責任編集 堀 茂・黒澤聖二

四六判380ページ/11月5日発売/定価2200円+税
9784890634422
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発行日 :2023.10
本体価格 ¥2200


「政軍関係」という、戦後の日本ではほとんど論じられてこなかったテーマについて、このたび研究会を作りました。わが国をめぐる国際状況が大きく変わり、かつてない危機に直面する状況下、自衛隊に真の意味での軍隊としての活動が求められるときが必ず来ます。日本国憲法は政軍関係を根本から破壊しました。政治と軍は異常な関係の中に置かれ、歪な国家が生まれました。このままでは自力でわが国を守り通すことはできません。また、わが国は永遠に米国の被保護国であり続けます。わが国の軍をめぐってはあらゆる面で他国と比較にならない厳しい状況があります。こうしたことを踏まえ、戦後日本の政軍関係を、考え方、制度、政策の全てにおいて一新すべく、真剣に学び研究した結果が本書です。〈国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ〉