数学者が見た 二本松戦争 武士道の精髄を尽くした戦い 渡部由輝著

戻る  

渡部由輝=著




ISBN:978-4-89063-273-2

発行日 :2011.5.25
最新版 :2011.5.25
本体価格 ¥1600
税込価格 ¥1680

戊辰戦争における二本松藩の対応は、明治期のわが国論壇のリーダーだった徳富蘇峰が「会津・二本松があったから日本は植民地にならずにすんだ」と激賞し、実際に新政府軍の最高司令官として二本松に攻め入った板垣退助が「武士道の鑑」と絶賛したことでもわかるように、日本人の民族精神の原点というよりは美点の一つといえる武士道的精神を具現した見事なものだった。「武士道精神」のなんたるかを全藩あげて身をもって示した二本松藩とその武士たちの姿を描く。