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本書の構成と手引き

■弾薬の名称と構造
  本書はピストルで使用される弾薬を識別するためのリファレンス・ブック(識別書)として企画した。
  ピストルや弾薬は一般社会になじみがあると言いがたい。とくに弾薬は、各部分の名称が、自衛隊や警察などの公官庁、狩猟などのスポーツで使用する人々、そして民間の専門誌などでそれぞれ異なって表記されている。
  本書が取り扱った小火器で使用する弾薬(正確には小火器弾薬)本体ですら、銃弾、実包、装弾、カートリッジ(Cartridge)、アムニッション(Ammuntion)、アモ(Ammo)などのさまざまな名称で呼ばれている。
  そこで、本書が記述に用いた名称についてはじめに説明しておきたい。
  本書では、弾全体を「弾薬」と呼ぶことにした。弾丸を装填していない空包や発射薬を装填していない模擬弾は、それぞれ弾丸や発射薬などが欠けており、正確に弾薬と呼びがたいものの本書では弾薬と記述した。
  広義での弾薬は、軍事用語で火薬を利用する武器全体のことを表わす。もともと弾薬は、小火器で使用する銃弾や火砲で使用する砲弾だけでなく、爆弾やミサイル、ロケットや地雷などを含む武器を表わす用語だ。
  本書の中で弾薬は、広義の弾薬ではなく、小火器で用いる銃弾、あるいは小火器弾薬を表わすこととする。
  本来、弾薬は銃砲の性能を決定づけるもっと重要な要素である。だが、昔から人々の注目は、銃砲の本質的な性能を決定する弾薬ではなく、これを使用する銃砲に向かいがちだ。
  この傾向は日本に限らず世界的に言える。そのため、弾薬に関する言葉の混乱は日本に限ったことではない。銃砲が日本よりはるかに一般化している英語圏でも、弾薬の呼称は一定でなく、前述したように、カートリッジ、アムニッション、アモなどいくつもの用語が使用されている。さらに小火器の弾薬の中で、バラ弾の散弾を装填した弾薬は、シェル、ショットなどの名称で区別されることが多い。
  弾全体の呼称すら一定でないことからわかるように、弾薬を構成する各部品や部分の呼称も一定でない。
  本書は、弾全体を弾薬、射出される飛翔体を弾丸とした。弾丸を射出するための高圧ガスを発生させる火薬を発射薬、この発射薬を収納し、弾丸と一体化させる金属製のカップ状部分を薬莢(カートリッジ・ケース)とした。ファイアリング・ピン(撃針)の衝撃によって発火し、薬莢内部の発射薬に引火させて高圧ガスを発生させる部品をプライマー(雷管)と記述する。これらの部分名称については、「弾薬の構造」の項で詳しく後述する。
  多くの場合、プライマー(雷管)は、薬莢の後端面の中央部分に装備されている(センターファイアー)。それに対してリムファイアーと呼ばれる弾薬の着火装置は、薬莢後端の周囲が利用されている。
  また、旧型のピンファイアー弾薬は、プライマー(雷管)が薬莢底部に内蔵され、ファイアリング・ピン(撃針)を装備している。
  これらの弾薬の各部分のさらに細かい構造については、後述の「弾薬の発展史」および「弾薬の構造」の項で解説したので参照されたい。
  弾薬は、弾丸、発射薬、着火装置を薬莢によって一体化させたもので、銃砲に装填すればそのままで射撃できる性能を備えている。



■プライマー(雷管)別の4つの区分
  本書は、まず弾薬の構造別に、プライマー(雷管)を薬莢の後端面の中央部分に装備した「センターファイアー弾薬」、薬莢の後端面の周囲をプライマー(雷管)とした「リムファイアー弾薬」、薬莢の内部にプライマー(雷管)、薬莢の側面にファイアリング・ピンを装備させた「ピンファイアー弾薬」、そのほかの特殊な構造を備えた「特殊弾薬」の4種類に分けて解説した。
  センターファイアー弾薬とリムファイアー弾薬については、一般的な呼称がミリ(mm)表示の弾薬とインチ表示の弾薬に分けて紹介している。
  2つの異なる表示法による弾薬名が存在する大きな理由は、メートル法が一般的だったヨーロッパ大陸国で開発された弾薬は一般的にミリ(mm)表示されることが多く、一方、ヤード・ポンド法が一般的だったイギリスやアメリカで開発された弾薬はインチ表示されることが多いためだ。
  これはあくまで原則的な区分で、ヨーロッパ大陸国で開発されたインチ表示の弾薬や、イギリス・アメリカで開発されたミリ(mm)表示の弾薬も存在する。
  インチ表示される弾薬名は、イギリスとアメリカで表示法が異なっている。イギリスでは、従来1000分の何インチを弾薬口径として、3桁の数値で表示する。一方、アメリカは原則的に100分の何インチかを弾薬口径として2桁の数値で表示した。つまり.38口径の弾薬と.380口径の弾薬は基本的に同一口径だ。数字の前に「.」(コンマ)がついているのは、このような理由からだ。
  例外的にアメリカで開発された.357マグナム弾薬のように、アメリカで開発されたにもかかわらず3桁の数値で表示される弾薬も存在する。このケースでは、先行した.38S&Wスペシャル弾薬と、より強力な.357マグナム弾薬を明確に区別する目的でメーカーが名付けたものだった。
  ミリ(mm)表示弾薬とインチ表示弾薬は、それぞれ公称口径(弾丸の直径)の小さいものから大きなものへ、順に掲載している。
  口径が同一の場合は、原則的に薬莢の長さの短いものから長いものの順に掲載している。
  断っておかなくてはならないのは、弾薬の公称口径が必ずしも弾薬の実測口径と一致していないということだ。その実例が前述した.357マグナム弾薬だ。メーカーは先行の.38S&Wスペシャル弾薬と区別する目的で.357口径と命名したが、実質は.38口径と同一である。しかし、本書の弾薬の掲載順は、弾薬の一般呼称を前提にしているため、実測で逆転するものの、.357マグナム弾薬を前に、.38S&Wスペシャル弾薬を後に配列した。

■NATO弾薬表示法
  弾薬の名称や表示方法は、弾薬の部分名称よりさらに複雑だ。ほとんどの弾薬は、国や組織によって複数の呼び方をされている。そのため本書では、その弾薬の最も一般的な名称をタイトルとした。同時にできる限りその弾薬の別名も表記した。なお弾薬の名称については、「弾薬の構造」の項でより詳しい説明を加えた。
  ミリ(mm)表示弾薬の場合、基本的にNATO弾薬表示に準じて記載した。全世界がスタンダードとするISO表示は、メートル法を基本としている。NATOの弾薬の表示法は、ISO表示にならい弾薬の口径(弾丸の直径)をミリ(mm)で表示する。口径のミリ(mm)数値を前に、薬莢の長さを後にしてその間に「×」(かける)を入れた表示だ。
  NATO表示法は1つでなく、2つの異なる表示法がある。たとえば、NATOがスタンダード・ピストル弾薬に選定している9mmパラべラム弾薬(9mmルガー弾薬)は、9mm×19と表示する方法と9×19mmと表示する2方式が使用されている。
  本書では前者の口径の後にミリ(mm)をつけ、その後に「×」を入れ、その後に薬莢の長さの数値をつける表示法で記述した。
  NATO表示法では、薬莢後端がストレートなリムレス・タイプの弾薬はそのまま、大きく薬莢後端が張り出しているリムド・タイプは「R」を末尾につけて表示する。加えて薬莢後端が薬莢後方の直系よりわずかに大きいセミリム・タイプは末尾に「SR」をつけて表示する。
  このNATO弾薬表示法は、弾薬をかなり細かく区分することが可能だが、過去に開発された多数の弾薬の中には、弾薬を表示する2つの数値が重なってしまい区別できないケースも出てくる。その場合、本書では弾薬名の末尾に補足的な名称を加えて各項目の見出しとした。
  その例として9mm×18弾薬がある。この数値で表記される弾薬には、旧ソビエトが開発したマカロフ・ピストル弾薬と、ドイツのポルテ社が開発した9mmウルトラ弾薬、オーストリアのヒンテンべルガー社の開発した9mmポリス弾薬がある。
  本書ではそれらを9mm×18マカロフ・ピストル弾薬、9mm×18ウルトラ弾薬、9mm×18ポリス弾薬と、それぞれ表記を補足して区別した。

■各弾薬解説の構成と索引
  タイトルとした弾薬名は、筆者の判断よるものである。筆者が判断の最大基準としたのは、その弾薬の原開発である。
  たとえば、7.65mm×17弾薬は、同時に.32ACP弾薬として知られている。本書はこの弾薬を7.65mm×17弾薬と表示した。タイトルを7.65mm×17
弾薬とした大きな理由は、アメリカ人のジョン M.ブローニングの原案をもとにしているものの、最終的にベルギーのFN社が完成させて1900年に7.65mmブローニング弾薬の名称で発売されたことによる。
  弾薬が複数の名称をもつところから、読者が弾薬について調べる際、自分の知っている弾薬名で見当たらない場合もあると思う。たとえば.32ACP弾薬の名称でインチ表示弾薬セクションに見当たらない場合だ。そのような場合は本書末尾の「索引」で弾薬名を検索されたい。索引にはそれぞれの弾薬の代表的な名称だけでなく別名も記載されているから、自分の知っている弾薬名で該当ぺージを確認することができる。
  各弾薬の説明ページは、「名称」「写真」「スペック・データ」「弾薬解説」「弾薬の開発と使用ピストル」で構成されている。
  弾薬名は、もっとも一般的な呼称を見出しとし、別名称をできる限り併記した。弾薬の写真は、その大きさをイメージするための原寸大写真と弾薬のディテールを見るための拡大写真を掲載した。同時に弾薬に関する多くの情報を含む薬莢底面の刻印(ヘッドスタンプ)を見せる目的で、薬莢後端面の写真も掲載してある。
  解説文は、弾薬の開発者や開発時期、弾薬の特徴などを記述した。弾薬データとして、弾薬の各部分の実測寸法、重量、入手できる場合は性能に関する初速(マズル・ベロシティ)や初活力(マズル・エネルギー)などの諸元を掲載した。あわせて、この弾薬を使用するピストルの代表的な製品を紹介し、同ピストルに関する説明を加えた。
  スタンダード弾薬になり、一般に普及して、多くのメーカーで製造されたり、多数のバリエーションが存在する弾薬については、そのバリエーションの写真と解説を掲載した。




目 次

本書の構成と手引き 7
弾薬の歴史 13
弾薬の名称 32
弾薬の構造 36
1)センターファイアー弾薬の構造 36
2)薬莢の構造 39
3)弾丸の構造 44
4)発火薬と発射薬 49

センターファイアー弾薬-ミリ表示  53

2.7mm×9コリブリ弾薬 54
3mm×8コリブリ弾薬 55
4.25mm×10.5リリパット弾薬 56
4.5mm×39RSPS水中ピストル弾薬 57
4.6mm×30H&K弾薬 58
5mm×15ベルグマンNo.2M1894弾薬 59
5mm×15ベルグマンNo.2M1896弾薬 60
5mm×17カローラ・イ・アニチュア弾薬 61
5.45mm×18PSMピストル弾薬 62
5.8mm×30Rベロ・ドック弾薬 64
5.56mm×23(22リード・エクスプレス)弾薬 65
5.7mm×28FNSS190弾薬 66
5.8mm×21DAP-92弾薬 67
6.35mm×16SR(.25ACP)弾薬 68
6.5mm×22ベルグマンNo.3M1896弾薬 69
6.5mm×23RマンリッヒャーM1894弾薬 70
7mm×15.5Rベアー・ピストル弾薬 71
7mm×20南部式小型自動拳銃弾薬 72
7.5mm×23Rシュミット・リボルバー弾薬 74
7.5mm×22.5Rナガン・リボルバー弾薬 75
7.6mm×19.5Rマゥザー・リボルバーM1878弾薬 76
7.62mm×17中国64式ピストル弾薬 77
7.65mm×25ボルヒャルト弾薬 78
7.62mm×25(トカレフ・ピストル弾薬)79
7.62mm×25中国67式サイレンサー弾薬 82
7.62mm×26.5Rラッシャン・ターゲット弾薬 83
7.62mm×38.5Rナガン・リボルバー弾薬 84
7.62mm×41SP-4サイレンサー弾薬 86
7.62mm×63S4Mサイレンサー・ピストル弾薬 87
7.63mm×21マンリッヒャー弾薬 88
7.63mm×25マゥザーC96弾薬 90
7.65mm×13フロンマー・ボール弾薬 92
7.65mm×13ロート・ザゥアー・ボール弾薬 93
7.65mm×17SR(.32ACP)弾薬 94
7.65mm×17SRX-サイレンサー弾薬 97
7.65mm×20フレンチ弾薬 98
7.65mm×21弾薬 99
7.65mm×25マンリッヒャー弾薬 101
7.7mm×17Rビットナー弾薬 102
7.6mm×24RマンリッヒャーM1894弾薬 103
7.8mm×25ベルグマンNo.5(M1897)弾薬 104
8mm×9RCFプロテクター弾薬 105
8mm×9Rガウロイス弾薬 106
8mm×18ベルグマン・シンプレックス弾薬 107
8mm×19ロート・シュタイヤー弾薬 108
8mm×21南部自動装-式拳銃弾薬 109
8mm×23Rクロンマー弾薬 112
8mm×24Rテュ・テュ弾薬 113
8mm×27Rフレンチ・オーディナンス弾薬 114
8mm×27.5Rラスト&ガッサー弾薬 115
8mm×41Rパイパー弾薬 116
9mm×14Rフレンチ・シックリム弾薬 117
9mm×17(.380ACP)弾薬 118
9mm×18マカロフ弾薬 120
9mm×18ポリス弾薬 122
9mm×18ウルトラ弾薬 123
9mm×19パラベラム弾薬 124
9mm×19グリセンティ弾薬 129
9mm×19Rフェデラル弾薬 130
9mm×20SRブローニング弾薬 131
9mm×21IMI弾薬 132
9mm×21ギュルザ(SP10)弾薬 133
9mm×22アクション・エクスプレス弾薬 134
9mm×22MJR弾薬 135
9mm×22Rベルジャン・ナガン弾薬 136
9mm×22R26年式拳銃弾薬 137
9mm×23ベルグマン・ベヤード弾薬 139
9mm×23シュタイヤー弾薬 140
9mm×23ウィンチェスター弾薬 141
9mm×25Rマゥザー・リボルバー弾薬 142
9mm×25ディロン弾薬 143
9mm×25マゥザー・エクスポート弾薬 144
9mm×26マース弾薬 145
9mm×26Rガッサー・クロパチェック弾薬 146
9mm×29ウィンチェスター・マグナム弾薬 147
9mm×41ラチ弾薬 148
9.4mm×20Rホーランド弾薬 149
9.8mm×23オートマチック・コルト弾薬 150
10mm×21ベルグマン弾薬 151
10mm×25ノーマ・オート弾薬 152
10.4mm×22Rイタリアン・オーディナンス弾薬 153
10.6mm×25Rジャーマン・オーディナンス弾薬 154
10.6mm×25Rマゥザー・リボルバー・モデル1878弾薬 155
11mm×18Rフレンチ・サービス・リボルバーM1873弾薬 156
11mm×20Rブラジリアン・ナガン弾薬 157
11mm×21Rアルゼンチニアン・ナガン弾薬 158
11.2mm×29Rガッサー・モデル1882リボルバー弾薬 159
11.2mm×35Rモンテネグリン・リボルバー弾薬 160
11.2mm×36RガッサーM1870弾薬 161
11.35mm×18スコーボ弾薬 162
11.2mm×36Rベルデル弾薬 163
12mm×15Rフレンチ・シック・リム弾薬 164
12mm×15Rガランド弾薬 165
12mm×48Rシェイントート弾薬 166
12.3mm×22Rラシアン・ウダールS弾薬 167
12.5mm×35Rラッシャン・ウダール弾薬 168
15mm×23Rフレンチ・リボルバー弾薬 169

センターファイアー弾薬-インチ表示  171

.22ショート・センターファイアー弾薬 172
.22ロング・ライフル・センターファイアー弾薬 173
.22TMC弾薬 174
.22レミントン・ジェット弾薬 175
.22ホーネット弾薬 176
.221レミントン・ファイアーボール弾薬 177
.224BOZ弾薬 178
.230リボルバー・センターファイアー弾薬 179
.25NAA(ノース・アメリカン・アームズ)弾薬 180
.256ウィンチェスター・マグナム弾薬 181
.297センターファイアー・リボルバー弾薬 182
.297-230モーリス・ショート弾薬 183
.30ペデルセン・ディバイス弾薬 184
.300リボルバー・センターファイアー弾薬 185
.30M1カービン弾薬 186
.31ツアー・コンバージョン弾薬 189
.32S&Wショート弾薬 190
.32メルウィン・フルバート・ショート弾薬 191
.32ショート・コルト弾薬 192
.320ショート・センターファイアー弾薬 193
.32NAA(ノース・アメリカン・アームズ)弾薬 194
.32ロング・コルト弾薬 195
.32ロング・センターファイアー弾薬 196
.320ロング・センターファイアー弾薬 197
.32ロング・メルウィン・フルバート弾薬 198
.32コルト・ニュー・ポリス弾薬 199
.32-20WCF(ウィンチェスター・センターファイアー)弾薬 200
.32S&Wロング弾薬 201
.32-44S&Wギャラリー弾薬 202
.32H&Rマグナム弾薬 203
.340ショート・センターファイアー弾薬 204
.35S&W弾薬 205
.356TSW弾薬 206
.356GNRラーベン弾薬 207
.36コルト・ツアー・ロング・ケース弾薬 208
.360No.5リボルバー弾薬 209
.360ダン・ウエッソン弾薬 210
.357SIG弾薬 211
.357S&Wマグナム弾薬 212
.357オート・マグナム弾薬 215
.357マキシマム弾薬 216
.38ショート・コルト・ショート・ケース弾薬 217
.38ショート・コルト・ロング・ケース弾薬 218
.380ショート・センターファイアー・ロング・ケース弾薬 219
.38コルト・ニュー・ポリス弾薬 220
.380ブリティシュ・サービスMk.1弾薬 221
.380ブリティシュ・サービスMk.2弾薬 222
.38メルウィン・フルバート弾薬 223
.38S&Wセルフ・リュブリケート弾薬 224
.38ロング・コルト・ショート・ケース弾薬 225
.38コルト・オートマチック弾薬 226
.38スーパー・オートマチック弾薬 227
.380ロング・センターファイアー弾薬 228
.38ロング・コルト(インサイド・リュブリケート)弾薬 229
.38-44スミス&ウエッソン・ターゲット弾薬 230
.38コルト・スペシャル弾薬 231
.38S&Wスペシャル弾薬 232
.38S&Wスペシャル+P弾薬 235
.38-40ウィンチェスター・センターファイアー弾薬 236
.40S&W弾薬 238
.400カー・ボン(COR-BON)弾薬 239
.400コルト・マグナム弾薬 240
.410コルト・デリンジャー・センターファイアー弾薬 241
.41ショート・コルト・ショート・ケース弾薬 242
.410ロング・リボルバー・センターファイアー弾薬 243
.41ショート・コルト・ロング・ケース弾薬 244
.41アクション・エクスプレス弾薬 245
.41ロング・コルト・ショート・ケース弾薬 246
.41ロング・コルト・ロング・ケース弾薬 247
.41レミントン・マグナム弾薬 248
.414ゲーテス・スーパー・マグナム弾薬 249
.44ブリティシュ・ブル・ドック弾薬 250
.44ウエブリー・リボルバー弾薬 251
.44ギャベット・モック・デュエル弾薬 252
.44レミントンM.1875弾薬 253
.44S&Wアメリカン弾薬 254
.440ロング・センターファイアー弾薬 255
.44S&Wラッシャン弾薬 256
.44コルト弾薬 257
.44S&Wスペシャル弾薬 258
.44メルウィン・フルバート弾薬 259
.44レミントン・マグナム弾薬 260
.440カー・ボン(COR-BON)弾薬 262
.44-40W.C.F.弾薬 263
.44オート・マグナム弾薬 264
.442トランター弾薬 265
.442ロング・センターファイアー弾薬 266
.450ショート弾薬 267
.45GAP弾薬 268
.45オート・リム弾薬 269
.45ウエブリー弾薬 270
.45オートマチック・ショート弾薬 271
.45ACP弾薬 272
.45スーパーACP弾薬 276
.450ロング・センターファイアー弾薬 277
.45レミントン・トンプソン弾薬 278
.450マース・ロング・ケース弾薬 279
.45コルト・ガバーメント弾薬 280
.45S&Wスコーフィールド弾薬 282
.45ロング・コルト弾薬 283
.45コルト・モデル1909弾薬 285
.450マグナム・エクスプレス弾薬 286
.454カスール・マグナム弾薬 287
.455-476アダムス・ショートMk.1弾薬 288
.455ブリティシュ・サービスMk.1弾薬 289
.455ブリティシュ・サービスMk.2弾薬 290
.455コルト弾薬 291
.455ウエブリー・オートマチックMk.1弾薬 292
.460スミス&ウエッソン弾薬 293
.475ワイルディ・マグナム弾薬 294
.475ラインバウ弾薬 295
.475マキシマム・ホーナディ弾薬 196
.476エンフィールドMk.3弾薬 297
.480ルガー弾薬 298
.500リボルバー弾薬 299
.50レミントン・ネービー弾薬 300
.50GI弾薬 301
.50アクション・エクスプレス弾薬 302
.500ラインバウ弾薬 303
.500S&Wマグナム弾薬 304
.577ショート・リボルバー弾薬 305

リムファイアー弾薬-ミリ表示  307

2mm×4.5Rリムファイアー弾薬 308
4mm×8.5Rリムファイアー弾薬 309
5mm×11Rリムファイアー・リボルバー弾薬 310
6mm×7Rリムファイアー・プロテクター弾薬 312
7mm×16Rリムファイアー弾薬 313
9mm×17Rリムファイアー弾薬 314

リムファイアー弾薬-インチ表示  315

.17ホーナディ・マッハ2リムファイアー弾薬 316
.17ホーナディ・マグナム・リムファイアー弾薬 317
.22BBキャップ・リムファイアー弾薬 318
.22CBキャップ・リムファイアー弾薬 319
.22ショート・リムファイアー弾薬 320
.22ロング・リムファイアー弾薬 321
.22ロング・ライフル・リムファイアー弾薬 322
.22ウィンチェスター・リムファイアー弾薬 323
.22エキストラ・ロング・リムファイアー弾薬 324
.22ウィンチェスター・マグナム・リムファイアー弾薬 325
.25ショート・リムファイアー弾薬 326
.30ショート・リムファイアー弾薬 327
.30ロング・リムファイアー弾薬 328
.32エキストラ・ショート・リムファイアー弾薬 329
.32ショート・リムファイアー弾薬 330
.32ロング・リムファイアー弾薬 331
.38ショート・リムファイアー弾薬 332
.38ロング・リムファイアー弾薬 333
.41ショート・リムファイアー弾薬 334
.41ロング・リムファイアー弾薬 335
.44ショート・リムファイアー弾薬 336
.44ヘンリー・リムファイアー弾薬 337
.46ショート・リムファイアー弾薬 338
.50U.S.ネービー・リムファイアー弾薬 339

ピンファイアー弾薬  341

2mmピンファイアー弾薬 342
5mmピンファイアー弾薬 343
7mmピンファイアー弾薬 345
9mmピンファイアー弾薬 348
11mmピンファイアー弾薬 351
11mmピンファイアー・ロング弾薬 354
15mmピンファイアー・ショート弾薬 355
15mmピンファイアー弾薬 356

特殊弾薬  357

9mmAUPO弾薬 358
9mmガウピラート弾薬 359
18.5mm×55ラバー・スラッグ弾薬 360
.25リップファイアー弾薬 361
.31ボルカニク弾薬 362
.32カップファイアー弾薬 363
.32ティートファイアー弾薬 364
.38ダーディック弾薬 365
.44リップファイアー弾薬 366
.49(12.5mm)ジャイロジェット弾薬 367
.51(13.mm)ジャイロジェット弾薬 368
.54ハント・ロケット・カートリッジ弾薬 369

弾薬索引 370

床井雅美(とこい・まさみ)
1946年、東京生まれ。デュッセルドルフ(ドイツ)と東京に事務所を持ち、軍用兵器の取材を長年つづける。とくに陸戦兵器の研究には定評があり、世界的権威として知られる。ワシントンにある小火器国際研究所(IRSAIS)常任アドバイザーなど歴任。主な著書に『オールカラー最新軍用銃事典』『第2次大戦歩兵小火器(訳書)』『メカブックス現代ピストル』(並木書房)、『世界の小火器』(ゴマ書房)、『M16ライフルファミリー』『AK47ファミリー』(大日本絵画)、『アンダーグラウンド・ウェポン』(日本出版社)、ピクトリアルIDシリーズ『最新ピストル図鑑』『ベレッタ・ストーリー』『最新サブ・マシンガン図鑑』『最新マシンガン図鑑』(徳間文庫)など多数ある。