『我ら海中自衛隊─海の最前線を守る潜水艦部隊』

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小峯隆生著/柿谷哲也写真
四六判312ページ+口絵8ページ/定価1800円+税/5月16日発売
9784890634583
C0031


発行日 :2025.5
定価 ¥1800+税

「潜水艦は単艦で行動するのが基本です。だから艦長が自分で考えて行動できるんです」(たかしお艦長・柿本2佐)
「乗員は約70人ですが、その後ろには家族や親兄弟がいます。そしてその先には国民がいます。それらすべてを背負っている覚悟がなければ艦長は務まりません」(とうりゅう艦長・伊藤2佐)
「潜水艦はあくまでも戦闘のみ。戦いのための艦で、最前線で戦う。しかもいちばん強い」(たいげい艦長・前田2佐)
「潜水艦がどこで何をしているか誰も教えてくれないし、それで自分の目で確かめたくて潜水艦に来たんです!」(東2尉)
「潜水艦は一切の無駄が省かれている。戦闘のために特化して設計されている。そこがまた美しい(小林2尉)
「最前線にいると思うことが時々あります。ここがいちばん前だと。潜れば周囲はすべて最前線ですから!」(重黒木2曹)
「乗員がそのハッチを閉める時、艦長の方を振り向くんです。乗員は最後に艦長の指示が欲しいんです。危機が迫った時、みな艦長の指示を仰ぐんです。そこで艦長は判断を下します」(戸井幕僚長)