『ブランデンブルク隊員の手記─出征・戦争・捕虜生活─』

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ヒンリヒ=ボーイ・クリスティアンゼン著/大木毅監訳/並木均訳

四六判244ページ(上製)定価2400円+税


9784890634187
C0031


発行日 :2022.3
定価 ¥2400+税

 監訳者も数年前に本書の原書を一読、深い感銘を受けた。単にブランデンブルク隊員による手記であるというだけでなく、ナチズムと戦争の時代を生きた「普通の」若者の率直な心の動きが活写されていると思われたからである。
  昨今の歴史研究では、日記や手紙、手記といった「エゴ・ドキュメント」を活用した分析が脚光を浴びている。その意味では、本書も重要な「エゴ・ドキュメント」とみなすことができよう。
  もしも、本書に接した読者が、監訳者同様の感銘を覚え、戦争と人間を考える一助としてくださるのであれば、これ以上の歓びはない。(「監訳者のことば」より)