海兵隊とオスプレイ』           北村淳編著

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北村淳=編著


四六判並製192ページ


978-4-89063-295-4



発行日 :2012.10.10
最新版 :2012.10.10
本体価格 ¥1500
税込価格 ¥1575

回転翼機と固定翼機の利点を合体させた全く新しいタイプのV-22オスプレイは、従来のヘリコプターにはないスピードと航続距離、高空性能、汎用性を有した“夢の航空機”である。だが、老朽化したCH-46EヘリをMV22-Bオスプレイに交代させる段階になって、多くのマスコミや一部の専門家などが、過去のものとなっている“危険神話”をむし返した。日本政府もオスプレイの必要性ではなく安全性にのみ言及している。オスプレイは2007年に実戦に投入されて以来、イラクやアフガニスタンの戦場をはじめ、世界各地の空を飛び回って、さまざまな任務や訓練に従事し、“欠陥航空機”ではないことを実証している。もしアメリカ海兵隊にオスプレイが配備されなかったら、日本の防衛にとっても重要な水陸両用戦能力は大きく後退し、日米安保体制は弱体化するだろう。本書は、オスプレイの日本防衛にとっての必要性を明らかにするとともに、アメリカ海軍によるオスプレイ公式ガイドブックも収録した。